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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
[398]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/10/06(金) 14:16:34 ID:???
B:パチュリー、慧音の章(イタリア編)
〜イタリア・サンシーロスタジアム〜
実況「さあ〜いよいよ決勝戦を迎えました、イタリア・カルチョフェスタ!
決勝戦まで残ったのは、異界から来た謎めくプリンセス、パチュリー・ノーレッジが率いるフィオレンティーナか!
それとも、ブラジルからやって来たトリックスター・シニョーリを中心に、強力な選手陣が集うパルマか!
世紀の一戦が今ここに、開かれようとしております!!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
パチュリー「………………」
――イタリア・ミラノを代表するサッカー専用スタジアム。
そこに萃まった10万近くの観衆の声を聴いているにも関わらず、パチュリーは全く動じる気配を見せない。
彼女の興味や関心は、周囲の有象無象には全く向けられていなかった。
代わりに、パチュリーはこれから90分間の死闘を戦い抜く敵陣の面々を品定める。
パチュリー「(パルマはごく最近になって、他チームや世界各国から有望な選手を引き抜き、
ここまでの強豪チームに上りつめた。元々資金が潤沢なチームだったとはいえ、
その急な補強は常軌を逸しているとまで、新聞各紙には報じられていたけれど――)」
その中でも特に、パチュリーの目に留まった選手は――二人いた。
その内一人は、好戦的なぎらぎらとした目を既にパチュリーに対して向けているために、
期せずとも互いに目が合う形となってしまう。
少年はそれに気づくと、子どもらしくアカンベーをしてパチュリーを挑発してみせた。
パチュリー「あれが……シニョーリ。神子が『妖夢以上の傑作』として評価した選手ね。
確かにここまでの成績は輝かしいけれど……」
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0ch BBS 2007-01-24