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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[447]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/10(火) 00:02:25 ID:???
慧音「……パチュリー殿。貴女は恐らく、我々の新チームにおいてもコーチ役を期待されるだろう。
    それに、新チームの選手力は残念ながら世界の強豪と比べても低く、
    嫌が応でも戦術に頼らなければ、勝ち星を挙げる事は難しい局面も多々出て来るだろう。
    ……しかし! だからといって!」

パチュリー「『だからと言って、私が自分の練習のほぼ全てをコーチングと戦術強化に充てているのは、
        おかしいのではないか。特に、これから共に大会を戦い抜く新チームではなく、
        一時の修行先であるチームの戦術面を必要以上に鍛えても、意味が無いのではないか。』
       ――貴女は、こう言いたいのよね」

慧音「……そうだ」

パチュリー程直球に言うつもりは無かったが、慧音はそこを問題と捉えていたのは事実だった。
実際、ここイタリアに来てからのパチュリーは、自らの実力向上を差し置いてでも、
他の選手へのコーチングや、戦術理解に関する、チーム全体での講義や演習を優先し過ぎており、
流石に問題ではないかと考えていたのだ。

慧音「――これから新チームに合流するにあたって、誰もが皆、
    パチュリー殿の高い能力に期待する。世界の強豪に翻弄されて窮地に陥る中、
    唯一総合力で彼らと対抗でき得る選手として、誰もが皆貴女に期待する!
    圧倒的な個人技同士のぶつかり合いは、如何に戦術を重視していても、避けられない!」

――慧音の見積もりによると、今のパチュリーの総合力は世界では中の中か中の上。
確証はないが恐らくは、海外で鍛えた静葉やてゐ等、新チームの中堅選手と大差ないだろう。
多彩な必殺技を兼ね備えている事を踏まえても、今の彼女は、決して切り札足り得ない。

慧音「パチュリー殿。貴女は……新チームでの自分の役割を、どう考えている!
    単なるコーチ兼戦術指南役でも……それでも良いと考えているのかッ!」


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0ch BBS 2007-01-24