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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[522]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/18(水) 23:23:20 ID:vjl478xw
★鈴仙の希望→ ハート6 ★
★新田の野望→ ハートA ★
6+1+(マーク一致+5)=12
10〜15→そこそこの成果だった。攻撃系各+1/防御系各+1

鈴仙と新田のごく短い間での特訓。その中で結果を出せたのは――新田ではなく、鈴仙だった。

新田「でりゃぁぁぁっ、『隼タックル』だッ!」

鈴仙「甘いわね。佳歩のタックルよりも軽いわ。……それっ、私流強引なドリブル・『ラビットスターター』よっ!」

ダダダッ、ガシイイッ!

鈴仙「……一瞬でも閃光のように。幻爆・『マインドスパークルマイン』!」

新田「(凄い! 俺の『隼ボレー』が恥ずかしくなる程の速度……そして威力だ!
    姉御と互角……いや、軌道のブレによる幻惑が決まったら、決定率はそれ以上かもしれない!)」

新田「――足の速さなら負けませんよ! その程度のパス……うわっ!」

鈴仙「正確にコーンにボールを当てる練習を繰り返した、かつての私の努力を舐めて貰っちゃ困るわ!」

下手な友人や仲間では無く、新田という、適度に距離のある人間と接する事が、
悩んでいた鈴仙にとって丁度良かったのかもしれない。
これまでの積み重ねを、飾らず素直に特訓の場で昇華できた鈴仙は自信を得て、
元々高水準だった実力を更に一回り伸ばす事に成功する。

新田「(……駄目だ。理解できない! 彼女は――鈴仙さんは、俺がこれまで抱えて来たものよりも、
     複雑で、重くて、色んな物を抱えている。……分かったのはせいぜい、俺がまだ未熟である、という事くらいだ!)」


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0ch BBS 2007-01-24