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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
[583]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/10/23(月) 00:15:54 ID:???
〜マラカナンスタジアム・フィールド〜
しかして、決戦の時は近づく。
実況「――さあ……いよいよです! いよいよ後五分後に、長い長いリオカップの最終戦。
コリンチャンスVSサンパウロの激戦の火蓋が、今まさに切って落とされようとしています!
観客数は、収容人数を大きく上回る10万人! 10万ものブラジル……いや!
世界各国のサッカーファンが、この天下分け目の大決戦の行く末を見守っているのです!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「サンパウロ! このまま優勝だ!」「いや、コリンチャンスも負けていないぞ!」
「ツバサ! ヨーム! ストラット!」「レイセン! カホ! そしてアリスさん」
「レナート レナート レナート レナート」「どっちも頑張れー!」「うどんちゃん!!」
――観客の多さは、もはや問題にもならない。
そこに立つ22人の少年少女達が目指すのは、それぞれがそれぞれの栄光の為。
周囲の歓声や罵声等は単なるノイズに過ぎない。
鈴仙「(そう。私は、皆を信じて戦うしかない。……試合が始まったら、後はがむしゃらよ)」
そう覚悟を決めた鈴仙にとって、最初は狂気に溢れて恐ろしいとすら思ったこの場は、
息苦しいどころか心地よかった。むせ返る程に熱い熱気を浴びて、深く呼吸をして――。
鈴仙「……妖夢」
妖夢「……鈴仙」
――鈴仙は、ついにこの決戦の場で、かつての親友と対峙した。
妖夢は少しだけ驚いた表情を見せたが、すぐに普段通りの怜悧さを取り戻して、
妖夢「……今、貴女と話すべき事は何も無い。どっちが正しいかは――試合が決める事だ」
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0ch BBS 2007-01-24