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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】


[656]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/28(土) 01:16:05 ID:???
★静葉→ドリブル 55 ( ハート3 )( 1 + 1 )+(落葉ターン+4)=61★
★新田→タックル 51 ( ダイヤA )( 6 + 5 )+(隼タックル+2)=64★
≦−2→サンパウロボールに。

鈴仙や慧音が、格上と思われた選手に対し好プレーを見せた事は、コリンチャンスの士気を高めていた。
しかし同時に、彼ら全員はこの時浮き足立っていたとも言え――。

新田「――ハァァァァァァァッ!」

ビ ュ ン ッ !

静葉「……!?」

――シュンッ、パシッ!

……その証拠に、静葉は本来ならば軽くいなせる筈の新田のタックルの速度を見誤り。
得意のゆったりとしたターンを行うよりも先に、ボールを奪い返されてしまう。

実況「こ、これは新田選手ファインプレー! 前の試合ではパルメイラスのオルヘス選手を翻弄し続けた、
    秋静葉選手のドリブルを容易くカットしてしまいます!」

新田「よし……ようし!」

妖夢「新田君……!(今のプレーの力強さ。まるで鈴仙のようだ……)」

ストラット「(ニッタか……。アイツのシュートはあまりアテにならないが、ねじ込む事を考えれば!)」

そして新田は、前線で穣子やお燐(慧音が前に出たスペースを埋めるため、中央寄りの位置に来ていた)に
強く警戒されている妖夢やストラットを尻目に、次の一手を考える。

新田「(姉御は……前に出ているけれど、敵のDFが居る。
    俺のパスじゃあ、途中でカットされてしまうかもしれない。だったら……!)ここで決めてやる!」


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