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屁理屈推理合戦withキャプ森2
[152]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/10/05(木) 00:28:34 ID:???
反町「――いくぞ。これが俺の……『ドライブシュート』だぁぁぁッ!」
バッ……ドゴオオオオオオオオオオオンッ! ――ギュウウウウウウウウウウウンッ……!
サトリーヌ「…………!」
保母さん「えっ、ええっ……! まさかミスキック?! なんかすごーい高い場所にボールが飛んでるんだけど……!?」
……反町が満を持して放ったシュートは、今の世界トップクラスのサッカーを知る者にとっては取るに足らない。
何のひねりもない、ただの『ドライブシュート』。
黄金世代の活躍はあっても、未だその中身への理解が乏しい今の日本では珍しがられるかもしれないが、それだけ。
世界では下位クラスのストライカーである新田よりも更に下位のキック力しか持たない反町が放ったところで、
脅威になるのは精々国内と、アジアでも下位クラスの一部チーム位だろう。しかし。
ギュウウウウウウウンッ、ゴオオオオオオオオオッ……!
園児たち「えー!? うそーっ!?」「ボールが急に落ちて来る!!」「とりさんみたい!」「まおうだ! これまおうだよ!」
「これしってる! りょうじょくせいさんきっていうんだよ! まえテレビでみすぎがいってた!」
――生まれて初めてドライブシュートを間近で見る3、4歳児相手には、
これはまるで御伽噺の魔王が使った、魔法のシュートのように見えているようだった。
子ども達はまるでシュートをUFOか何かのようだと思って、ブロックしようとする発想すら浮かばない。
高空からドライブ回転と共に急降下するシュートは、11人もの壁を易々と飛び越えて。
サトリーヌ「……止めますっ!」
サトリーヌも短い腕を懸命に伸ばすが、当然の如くにシュートには届かない。
反町と近い年代の少女であったならばともかく、彼女はあまりにも幼過ぎた。
スカッ! ……バスッ。 ――ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
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0ch BBS 2007-01-24