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屁理屈推理合戦withキャプ森2
[30]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ
:2017/09/24(日) 23:18:56 ID:???
わざと呼び方を間違えながら、エヴァはベアトを挑発する。
森崎にとってエヴァとベアトの関係も不明だし、突然現れて突然壊された少女の事も良く分からない。
しかし、この一連のやりとりを見て、森崎は確信する。
森崎「翼やらベアトやら、俺の回りにはクソみたいな奴らばっかりが着いて来やがるが。
まさか……それ以上にクソな野郎が出て来るなんて思いもしなかったぜ」
――こいつは悪だ。それも、ベアトリーチェのような、まだ同情の余地のある悪ではない。
彼女は、自らが言う通り、人間の悪意そのものだ。殺人を愛し、血を好み、倫理を嘲笑う。
森崎にはエヴァに対して憎々し気な視線を送りその嫌悪感を露わにするが、彼女はそれを見てむしろ楽しそうに、
エヴァ「ニンゲンって、本当に可哀想な生き物ねぇ。魔法が使えないからって私たちに嫉妬して、そんな事言うんだわ。
私、知っているのよ。ホントは貴方だって、ううん、みんなだって、私のようになりたいんだって。
嫌な奴の臓物をブチまけたり、気に入った女を凌辱し尽くしたり、黄金に塗れた屋敷で奴隷を弄んだりしたいって!
魔法があれば簡単に出来る事を出来ないから、ニンゲンは魔女を否定して自己満足する。
自分達は正しい、魔女は悪だって決めつける事で、醜い本性から逃げ出して暮らしてるだけだもの!」
そう高らかに魔法の素晴らしさを説き、同時に人間の卑怯さを論う。
それに対してはベアトが必死に反論して見せるが、
ベアト「……確かに、魔法にはそなたの言う通りの黒き側面がある事を、妾は否定はせぬ。
しかし、魔法とはそうした邪悪な物だけではない。人間の悲しみを癒し、希望を生む魔法もまたあるッ!」
エヴァ「あっそ。じゃあ先代様は、勝手にチンケなクソ魔法で満足してればぁ?
私には関係ないわ。だって私は無限の魔女だもの! これからも壊して戻して殺して生き返らせて、また殺し続ける。
理由は楽しいから! 私が楽しければ、他のヤツらなんてどうなっても構わないもの!
――さあ、次のゲームを始めましょおッ!」
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0ch BBS 2007-01-24