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キャプテン森崎外伝スレ13
[101]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ
:2018/06/26(火) 23:30:18 ID:aSrt/j7M
マチルダ「この馬鹿モンどもが! 一体何をグズグズ攻めておる!」
ビクトリーノ「とは言っても、俺達充分攻めてますよ監督」
マチルダ「ふざけるでない! DFやGKは自軍近くに籠っておって、ロクにねじ込みもしなかったではないか!
ここで負けたらワシらは戦犯、ならばやる事は一つ、11人が火の球となりスタジアムで玉砕することじゃ!」
そして、この果てしないシーソーゲームの行く末を決めたのは、……ウルグアイの名物監督。
日系ウルグアイ人にして過激な愛国者であるマチルダ尽之助の狂気的な戦術だった。
竹刀を振り回して前半終了後のハーフタイム後にそう指示したとおり、後半戦のウルグアイは、まさしく神風特攻隊のごとく、
全ての守備を捨てて――GKすらオーバーラップさせて――全員攻撃に転じたのだ。
チャンドラー「あ、ありえない……なんだこの国は!? ウルグアイはサッカー先進国じゃないのか!?
こんな原始的な攻撃をするなんて……!」
そしてそれは、チームの指令塔であるチャンドラーを大いに混乱させた。
欧米のチームを渡り歩いた彼にとって、ウルグアイの戦法は狂気そのもの。
火野「どうしたどうしたァ!? 日焼けしていかつい顔して、随分と大人しいじゃねえか、ボクちゃん!?」
チャンドラー「うわっ!?」
そしてその隙をウルグアイは突いて……大爆発。
イタリア戦でヘルナンデスに1得点もできなかった鬱憤をこの試合で晴らすが如く、彼らは攻めまくった。
火野は後半だけで3得点で、1試合では今大会最大の4得点を挙げ。
ビクトリーノとダ・シルバも、ドリブルゴールで2得点ずつを挙げた。
GKのマハラチーニのセービングは強力だったが、一対一が致命的に弱く、彼らにとって相性が良かった。
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0ch BBS 2007-01-24