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キャプテン森崎外伝スレ13
[231]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ
:2018/07/14(土) 13:18:54 ID:AjjftYME
日向「……死ねっ!」
ズバァァァッ……! ドガァァァンッ!
延長戦開始直後。トータルフットボールの体制を整えきれない段階で、日向はクライフォートをボール越しに吹き飛ばした。
この試合通してボールにも碌に触れらなかった猛虎の怒りは、もはや人智を超えていた。
日向「――この一撃で、全てを終わりにしてやろう……!」
そして、こうなった日向小次郎のサッカーは、あらゆる面で人間離れしていた。
彼はクライフォートが吹き飛ばされ、クリスマン達MFによりプレスを掛けられる前に。
……ゆっくりと脚を振り上げ、ゴールへ狙いを定めていた。
超モリサキ「オイオイ……マジかよ」
彼が何をしようとしているか分かった超モリサキは呆れ顔となるが、打算高い彼は、これがあながち悪手では無いとも踏んでいた。
超モリサキ「(50メートルの距離はあるが、日向は半ば無理矢理だがフリーみたいなモンだ。
それで、ライトニングタイガーの威力プラスで、アイツの、何か気持ち悪い土壇場での強化補正も踏まえると……)」
日向「走れ稲妻! うおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
バギュウウウウウウウウウウウウウウウウンッ! ドガッ! バギッ! グシャッ! バゴッ! ドゴオオッ!
かつてのWY準決勝、イタリア戦のクライマックスで見せた憤怒の形相で、日向はキックオフ『ライトニングタイガー』を打ち放った。
それは魔王が放ったシュートの如く、立ち並ぶ選手達を吹き飛ばしていき――。
ズバシュンッ!
――これまでの苦労が嘘のように、あっさりと日本に二点目を献上してみせる。
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0ch BBS 2007-01-24