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キャプテン森崎外伝スレ13


[288]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ :2018/07/23(月) 22:24:41 ID:a8zZCWSQ

中山が今大会初めて見せた『カウンターシュート』の鮮烈さは満員の観客を一斉に黙らせ。
――その直後、スタジアム中を阿鼻叫喚の渦に巻き込むに充分だった。

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」「中山半端ないって」
   「なっかやま! なっかやま!」「ブラジルはやっぱりもうダメだな……」「こらーカルロス! 何やってんだー!」

そして観客達の多くは、先のWY大会と同様の展開をこの試合に見るようになっていた。
即ち、全日本が勝利しブラジルが敗北するという未来である。

カルロス「(くそっ……! 俺達はまだ、敗北してもまだ……! 日本の力を侮っていたと言うのか……!)」

ブラジルはコインブラが居るにも関わらず終始押され気味で、
流れを変えるチャンスだったカルロスの攻撃すらも、逆に失点のトリガーとなってしまった。
考え得る限り最悪の流れに、キャプテンのカルロスは血がにじむ程に強く唇を噛むが――。

コインブラ「カルロス。……この程度で弱気になった訳じゃないだろうな。
       かつての俺にあれだけ、セレソンの誇りについて高説を並べ立てたお前が」

カルロス「……当たり前だ。何を言っている」

彼らはセレソン。世界最強のサッカー大国・ブラジルを代表する最強の戦士達なのだ。
かつて最強の座を冷笑したコインブラの、静かな、しかし熱い言葉を受けて彼は闘志を取り戻す。
そして――次は日本がブラジルの新たなる力に怯え翻弄する事となる。



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