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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ13


[313]キャプ森ワールドカップ(仮) ◆85KeWZMVkQ :2018/08/05(日) 17:15:00 ID:???
疲労による超化の強制解除と、それに伴うバランスの低下。
更にはネイの『ファンタジスタ』的な絶妙なポジショニングの全てが噛み合い、森崎はネイに競り負けてしまう。

審判「…………」

審判はホイッスルに口をくわえて、今まさにロスタイムの終了を告げようとしている。
ここでネイがボールを思いっきり蹴りだすだけで、試合は延長戦へと突入するだろう。
しかし――彼はそれをしなかった。

ネイ「……トニーニョ!」

バシュウウウウウウウウッ!

彼は前方に居るトニーニョに向けて蹴った。
コインブラとカルロスは先の『カウンターシュート』合戦で消耗しており、ザガロは早田により充分に警戒されている。
ネイはその中で比較的フリーに近かったトニーニョにボールを渡し――この試合に、幕を下ろそうとした。

トニーニョ「(ナカヤマもジトーも消耗している。ワカバヤシさえ抜ければ……俺達は、勝てる)」

トニーニョは、ネイのロングパスに反応して踏み出す。一歩、二歩、そして三歩!

トニーニョ「(……今だ!)」

グワアアアアアアッ! バッシュゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

この試合最後のシュートにして、決着をつけたシュートは……『ブースターシュート』。
『ライトニングタイガー』や『サイクロン』、『ブーストサイクロン』とも、
『マッハシュート』や『ファントムシュート』、『リーサルツイン』とも違う、威力的には大きく見劣りする中堅クラスのシュート。
世界では当然最強クラスだが、最強の両国の戦いの決着にしては地味で平凡なシュート。



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0ch BBS 2007-01-24