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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[324]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/11/25(土) 19:43:26 ID:???
翼「……それと、後半戦はもっとサイドも使っていきたいかな。
本当は俺が運びたいんだけど、マークが厳しくなりそうだし。
マウリシオ、新田。君たちはシュートはともかく、ドリブルはそこそこ上手いからね。
フリーでも無い限り、シュートは無理に撃たなくても良いから、頑張ってボールを運んでね?」
マウリシオ「……ちっ。言われなくても、身の程は弁えてますって」
新田「(……鼻もちならねえ言い方だが、尤もだ。反論できねぇ)」
翼「ストラット。君の仕事は1点でも多く点を取る事だよ。倒れても良いから、全力でシュートを撃ってくれ」
ストラット「言われなくとも、だ。俺は俺の仕事をこなしてみせるさ」
翼「石崎君とアマラウとリマは、特に言う事はないかな。精々頑張って、自分の仕事をこなしてね?」
石崎「あ、ああ……(翼が俺を見る目……最近は、まるでチェスや将棋の駒を見るような目だ。
いや、俺だけじゃない。皆に対しても同じだ。……あいつはもう、人をサッカーをする為の道具にしか見えてないのかな)」
アマラウ「ケッ。そんな言葉、三流の指揮官でも言えるぜ!」
リマ「リ、リマもがんばるリマー!」
サンパウロのミーティングはいつも、殆ど翼の指示をそのまま確認するのみだ。
そこに質疑はあっても議論はなく、チームメイトもほぼ彼の判断を追認する事が殆どである。
しかしそれは決して、チームメイト達が愚鈍であるが故ではない。
翼の判断の全てが、結果としてそれぞれのメンバーが最善と考える内容に一致しているのである。
まるで、彼らのサッカーに関する集合的無意識の中身が、翼の口を通して語られるかのように。
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0ch BBS 2007-01-24