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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】


[516]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/11(月) 22:49:26 ID:DxIZmYP+
穣子「はぁ、はぁ……だ、大丈夫、さとりさん……」

フラリ……

アリスさん「……!!(何やってるのよ私。穣子がここでフラついているんだから、助けてあげれば良いのに。
       動きなさいよ。『どうせ動いてもまたピエロ扱いされるだけ』とか、勝手に結論付けないで、
       トモダチの為にも、動きなさいよぉ……………!!)」

てゐ「(……こりゃあ、穣子はつかさと交代かな)――アリスさん、穣子の肩持ってあげて。早く!」

アリスさん「え、ええ……!(――あ。この感覚知ってる。『できるやつ』に指示されて、盲従しているんだけど、
       内心ではほのかな反感を抱いちゃう感じ……私だって、その位分かってるのよ……?)」

パチュリー「(ストラットは今ので大分疲労したでしょうけど、傷はこっちの方が大きそうね)」

反町「(ストラット……たった一発のシュートで、流れを完全に逆転させてしまったぞ。
     あいつこそが、まさしく真のストライカー。日向すらも超える、恐怖の象徴……!)」

佳歩「れ、鈴仙さまぁ……?」

鈴仙「―――――」

佳歩に泣きそうな目で見られなくても、鈴仙は実感していた。
今のシュートが、今の失点が如何に重大であるかを。
そして、この重大なシュートを前にしても尚、諦めずに立ち続ける事の難しさを鈴仙は痛感していた。

鈴仙「……」



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