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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[529]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/12/16(土) 16:12:24 ID:dvNYyXwk
佳歩「鈴仙さま。私だって居る事、忘れちゃあダメなんですからね!」
鈴仙「……佳歩。そうね、狙うべきは『インビジブルデューパー』だけじゃない。
『インビジブルデューパー』で跳ね返ったボールを、更にブーストさせる大技・『真実の友情』。
これは佳歩にしかできないんだもの。勿論、佳歩も心構えていてね」
佳歩「……もちろんです。鈴仙さま、勝ちましょう」
佳歩はてゐが上がった場合の選択肢として、『真実の友情』がある事を鈴仙に告げ。
パチュリー「さて。そうなって来ると、てゐのオーバーラップによる奇襲効果を狙うのが得策となるのかしらね。
例えば、CFWの佳歩か鈴仙にはボールキープして貰って、そこからトップ下の私にバックパス。
そこで、敵の視線がFWとトップ下に向いている時に――」
アリスさん「――てゐにボールを渡し、一気に相手の虚を突き突破させる訳ね。……上手くいくかしら」
反町「(奇襲が成功するのは半々くらいか……? でも、仮に上手く行かなかったとしても、
てゐさんが無理やりに突破してしまえば問題は無くなる。そう考えると、シュートにまでこぎつけられる可能性は高そうだ)」
パチュリーやアリスさんは、その前提で次のキックオフ時の戦術を簡単に纏めてくれた。
新チームの仲間達はまだ、それぞれが寄せ集めの域を完全には脱しえないにしても、
少しずつ、だが着実にその絆を深め、確かな団結が育まれつつあった。
てゐ「(能力の高い仲間だったら、パチュリーや反町、アリスさんとかがいる。
お燐も失敗が目立つけど、サイド際での攻撃力はピカ一だ。
……それでも、鈴仙は私を頼ってくれる。だったら、その期待にゃあ答えないと、女が廃るよね)」
――その中で、2点目の際に引き続き得点のキーマンとして選ばれたてゐは、
人知れず、静かなる熱意を燃やしていた。
*てゐのスキル・本気モードが発動。以降、全能力が+1され、必殺技の発動率が+1/4されます。
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0ch BBS 2007-01-24