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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[581]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/12/17(日) 23:05:39 ID:???
佳歩「………………(私のせいだ。私が、ボールキープに失敗して……!)」
パチュリー「(月の賢者――八意永琳ならば、こうした失態を犯さなかったのかしら。
だとしたら、私は賢者としてまだ未熟……認めたくないけれど)」
反町「(何も出来なかった……俺には、何も……)」
てゐ「(畜生! 最後に大空翼を止めるチャンスがあったのは、この私だったんだ……!)」
静葉「ウフフ……ここで私が死んだら、この辛い展開から解放されるわぁ〜?」チャキッ・・・
慧音「駄目だ、死ぬんじゃない! 妹君も遠くでそう言っているぞ!
後腕を切る位じゃ人間死なないぞ。頸動脈を、こう、グサリと……」
お燐「なんか生々しいねぇ……。ま、死んだら死んだでウェルカムだけどさ〜?
(さとり様。あたいは悔しいです。一体どうしたら……)」
アリスさん「(大空翼……彼は孤独なのに、私のように寂しさや嫉妬を覚えていない。
その代わり、彼は愛されている。ボールくんに、私の何倍も………!)」
つかさ「(後少しで足が届いたのに……! 後少しで……!!)」
さとり「(仲間達の思念が伝わってきます。……皆、とても辛そう……)」
鈴仙「………………………」
同点の際は辛うじて声を絞り出せた鈴仙だったが、今回は、何も思いつかなかった。
かつてない苦境に対し、鈴仙の思考は真っ白になっていた。もう、勝てない。
冷静に考えれば、それを否定するだけの材料は沢山ある筈なのに、何も思いつかない。
論理をも上回る強烈な『敗北』への恐怖に、鈴仙は――仲間達は――支配されていた。
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0ch BBS 2007-01-24