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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】


[584]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/12/17(日) 23:10:49 ID:???
コーチ「若者どもよ、よく聞けィ」

――老人は、荒々しく掠れた声を張り上げて、告げた。

コーチ「サッカーは人生と同じく塞翁が馬。この程度の逆境など幾らでもあり。
     そして、その逆境を覆すまでの幸運等、掃いて捨てる程ある。
     ……世捨て人と果てたこのワシが、今、この場に立てている事が良き例じゃ」

妖夢「(あの老人、今更何を……。説得だけで、今の状況を覆せるとでも?)」

コーチ「鈴仙よ……思い出せ。ワシが……私が、記した言葉を。サッカーに行き詰った時、苦境に立たされた時、思い出すべき言葉を」

鈴仙「は、はい……(なんかいい話っぽいけど、そんなんあったっけ……?)」

コーチ「鈴仙よ……『揉んで揉んで揉みまくれ!! バスト38万キロのボインヤージュ!』の、
     52ページじゃ……! そこに答えはある……!」

鈴仙「……! それって確か……『おっぱいは自由だ。揉んでも良いし撫でても良い。何にもしないでねっとり視姦しても良い』
    ――って、んなワケあるかーーーーっ!? 少女に何言わせとんねんっ!? 良い話を期待した私がバカだったけど!!
    というかバストサイズ38万キロメートルって、一体どんだけの巨乳なんですか!? 巨乳過ぎて地球がヤバい!!」

コーチは何やら必死に、この苦境に対する熱意あるアドバイスを送ろうとしているようだが、
イマイチ鈴仙には伝わってこない。本当に一体、何しに来たのだろうか、このコーチは。

鈴仙「コーチ。私達は一生懸命に戦っているんですよ。ふざけてないで、何かアドバイスを……!」

コーチ「フォフォ、冗談じゃよ。……ワシからお主に出来る事は、緊張をほぐしてやる事以外、何も無い。
     じゃからせめて――”この場に居ない者”が、お主に出来る事がないかを探して見たぞ。……ほれィ」

ポーンッ、コロコロ……。

コーチはタッチライン間際に――ボールを転がす。それは新品のサッカーボールだったが、鈴仙には見覚えがあった。


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0ch BBS 2007-01-24