【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】

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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】

[654]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ ：2017/12/23(土) 18:25:08 ID:QNooKbpA
★試合の結末へ→ ダイヤA ★
ダイヤ→後半２７分、ドトールのパスを、鈴仙と佳歩がカットに向かう！

実況「後半２７分。試合は２－３でサンパウロが優勢のまま、パスワークが淡々と続いていきます。
　　　　コリンチャンスは必死でボールカットへと奔走しますが、元⑩番のバビントン選手を中心とする、　
　　　　サンパウロの支配力は高く、功を奏しません……と、い、いや。これは……！？」

鈴仙「……まだまだァーーーーッ！！」

ダダダッ！

ドトール「……ッ！（足が速い……！）」

実況「――鈴仙選手、ボールが後方のドトール選手に渡った瞬間。
　　　　一気に全速力で駆け抜けて距離を詰めよる！　もしかして、この瞬間を狙っていたのでしょうか……？！」

佳歩「……違いますよ。実況さんの言う通り、ボールカットに奔走していただけです。
　　　　でも。――私達のキャプテンの奔走っぷりは、ちょっぴり常識からかけ離れてるだけなんです！
　　　　鈴仙さま、私も手伝います！」

タッ！

ドトール「（ボールキープは向かん！　ならば、せめてパスで……）――頼む、バビントン！」

グワァッ、バシュウウウウッ！

実況「ドトール選手、前方のバビントン選手にショートパス！　これを追いかけるのは、
　　　　鈴仙選手と……その隣の佳歩選手の二人！　中盤深めのこの位置で、
　　　　ボールが奪われてしまえばコリンチャンスは同点の芽が生まれます！
　　　　これこそが正真正銘最後の希望！　鈴仙選手、佳歩選手、果たして……！！」

鈴仙・佳歩「「―――とるっ！」」

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