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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[719]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/12/28(木) 23:56:04 ID:???
静葉「早く。ボールを奪って。速攻でカウンターして……!」
てゐ「一点だ。あと一点ぽっちで良いんだよ! ああもう、じれったいなァ!」
慧音「諦めるな! 諦めては……だめだ! 諦めては……!」
徒労と知りつつも、仲間達は走り続ける。文字通り、彼らは最後の一秒まで諦めていないのだ。
実況「ああ〜〜! みなさん! マラカナンスタジアムにお集まりの数十万の観客の皆さん!
これが、リオカップの結果です! ブラジル全土、いや、世界全土から集まった
若き逸材が争いに争いを重ねた結果です! ……そう、優勝は。優勝チームは……!!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!?!?」
――そんな彼らは、無責任な大衆にとって、さぞかし滑稽だったに違いない。
実況は。多くの観客は、最後の一秒どころか一分以上も前に、この試合に見切りをつけていた。
アヤソフィア「(少し遅刻してしまいましたが、もはや見る価値も――いや。そう断ずるのは、少し軽率でしたか。
鈴仙さん。貴女がこの逆境を前に、どう振る舞おうとするのか。それを見るまでは、私も帰る訳にはいきませんな)」
コーチ「…………………」
勝者は栄光を得て、敗者は蹂躙される。
地べたから這い上がり、栄光を浴び続けていたコリンチャンスはこれより、
その梯子を外された上で、同情すらされず、蔑まれ、罵られ、唾棄される。
こうした事実を良く知る者達は、彼らを待ち受ける運命の残酷さを黙したままに察し、語らない。
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0ch BBS 2007-01-24