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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[744]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2017/12/31(日) 02:30:45 ID:???
謎の男「(依頼主は――『ハイパーカンピオーネ』は、最初から魂魄妖夢を切り捨てる気だった。
何故なら、彼女の才能には既に見切りがついていたし、代替となる逸材は既に確保済みだからだ。
後は、彼女が鈴仙・優曇華院・イナバとの情に絆されて、『プロジェクト・カウンターハクレイ』側に寝返る事だけを
阻止すれば良い。彼女を二度と、サッカーを出来ない身体にする事で。……成程、合理的な判断だ)」
単なる仕事人である彼には、ターゲットとなる少女への同情や憐憫は一切抱かない。
ただ――と、男は思う。
謎の男「(単なるスポーツであるサッカーに対し、信念や生命を賭ける者の何と多い事か。
これではまるで、俺が渡り歩いてきた戦場と同じだ。……狂気が、満ち満ちている)」
要人の暗殺と言った普段の仕事と比べて、無名な少女を狙い、しかも命すら奪わないという楽な仕事だ。
――もはやそうは思わない。サッカーという球技のルールを超えて、一人の選手生命を奪う行為は、
狂気を抱いたスタジアムの数十万人に対する冒涜であり、立派な殺人である。
だからこそ、余計に失敗は許されない。男は重圧を前にしくじる人間ではない。
重大な仕事こそ、確実にこなす。彼はそういう部類の人間だった。
グッ。――パァァァァァン……!
確実に。即ち普段通り。男は引き金を引き――銃弾を放った。
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0ch BBS 2007-01-24