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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[152]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 01:09:31 ID:UQyWWvY2
★第四章の拠点です→ ハートQ ★

お燐「うわぁ……」

その建物を見たお燐は、思わず溜息を洩らした。

にとり「うっひゃー……。すっごいなー。……え。ここ。マジで私達の拠点になるの?
    鬼とか天狗とかじゃなくて、河童風情がこんなところに住んで良いの??」

静葉「これは。……私達もいつかは崇められて、こんな社に住みたいわね、穣子……」

穣子「うんうん。晴れて秋パレスを創る事になった暁には、こんな家にしようねぇ……!!」

反町「(何故に八百万の神々なのにパレス……横文字なんだろう……)」

鈴仙「えっ? 何? どんな建物?」

眼帯で両目を隠す鈴仙には、即座に周囲の視覚情報は入って来ない。
だから仲間達の反応を聞きながら、妖力を手繰り寄せてその建物の全容を把握しようとすると。

鈴仙「こ、これは……。和風の、お屋敷……?」

つかさ「その通りです。鈴仙様。……魔界の建物は基本的に、西洋のお城みたいなのですが。
     この家だけは違うんです。幻想郷の人里の、稗田の御屋敷。あんな風な、純和風の家なんです……!」

つかさの言葉を聞いて、鈴仙はいつかの薬売りで入った、稗田家――代々幻想郷の妖怪の脅威を
書物にしたためている、人里きっての良家だ――の景色を思い出す。

鈴仙「(永遠亭をもっと、生活感溢れるようにした感じの。平屋で、土間があって、座敷があって。
    ひろーい縁側と、中庭と、襖で仕切られた沢山の私室があって……。あんな感じね……)」

鈴仙の想像は当たっていた。しかし違う点もあった。


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0ch BBS 2007-01-24