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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[24]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/10(水) 23:52:02 ID:???
星「――『聖輦船《せいれんせん》』。かつて私が、魔界へと聖を救いに行くために乗った、空飛ぶ船です。
  私は、今一度この船を。……大空への翼を、復活させようと思っているのです」

慧音「空飛ぶ船、聖輦船……。私も観た事があるぞ。かつては、人里でも宝船騒ぎがあったからな」

星の発言に真っ先に反応したのは、人里に居を構え、人里の守護者という立場上、
幻想郷の異変や出来事にもある程度詳しい慧音だった。

慧音「しかし……」

そんな彼女だからこそ、星の発言には違和感を覚えた。

慧音「あの船は、形を替えて人里の付近の妖怪寺に――命蓮寺になったのではないか。
    ここは幻想郷から遥か離れたブラジルだ。どうして今になって、その船の話が出てくる?」

星「経緯は、話せば少し長くなりますが。……その船は今、私の手元にあるのです。
  今は翼を折られていますが、皆さんの協力さえあれば、きっと、遥か魔界であっても飛び立つ事ができる筈です」

パチュリー「裏がありそうな位に都合の良い話だけど。私も、あんたの作った急造チームの。
       ……タイガースターズのメンバーだったもの。
       あんたがそんな悪意を持った嘘をつく訳が無さそうなのは、何となく分かるわ」

鈴仙「(パチュリーさんの言う通り。星がある、って言うんだったら。きっと、その空飛ぶ船はあるのよね……たぶん)」

しかし、星は語気を緩めず。また、星の人の良さは、理性的なパチュリーすら絆される程の筋金入りである為に、
周囲の訝しむ雰囲気は少しずつ薄れていく。


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0ch BBS 2007-01-24