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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
[250]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/01/20(土) 19:11:00 ID:???
穣子「私と慧音さんは、いつも通りのスイーパーで良いんだよね?」
パチュリー「ええ。……ただ、今回は人数が少ない8vs8だから。あなた達2人にも、
積極的に前に出て貰う事があるかもしれない。その辺りの判断は、慧音に一任しようと思うわ」
慧音「任された(私もこの試合で、DFラインを纏める統率力を磨かなくてはな……)」
さとり「(パチュリー・ノーレッジ……。氷のような冷静さと炎のような情熱を併せ持つ彼女もまた、
このチームのキャプテンを務めあげるに相応しい存在。今は、弟子である鈴仙の意思を尊重し。
また、彼女に自分には無い可能性があると信じ、キャプテンの座を委ねているようですが……)
パチュリー「(このチームのキャプテンは、最後まで鈴仙であり続けるでしょうね。
しかし、彼女が常に最善を引き続けるとは限らない。その時は私が賢者として、あの子を支える必要がある……)」
さとり「(成程。彼女の内心はそこまで鈴仙さんに……。
――彼女以外のキャプテン候補最有力がこれでは。このチームは盤石そうです)」
パチュリーは的確にチームメンバーに指示を与え、キャプテンとして十二分以上の働きを見せる。
もしも彼女が鈴仙と対立していたならば、パチュリーは鈴仙の大きな敵として、チーム内政治を揺るがしていただろうが……。
パチュリーの心を読んださとりは、その可能性が無い事を知って、こっそりと安堵の息をつく。そして――。
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0ch BBS 2007-01-24