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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[397]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/24(水) 00:17:32 ID:MFZSfY76
そして――パチュリーチームの一同は、にとりの自爆特攻作戦にある、超巨大なデメリットにも当の昔に気付いていた。

慧音「意味不明な展開だが。実態はこうだ。敵のGKがオーバーラップをして、さとりに一対一を挑んだ。
    我々は驚愕のあまり対応できなかったが、敵のGKは文字通り自爆して、攻撃は失敗したのだ。
    これが何を意味するか、と言えば……!」

パチュリー「――皆。今敵のゴールキーパーは不在! 一点奪ってから、前半を終えるのよ!」

パチュリーチーム一同「「「おおおおっ!!!!!」」」

ダッ!

鈴仙「あんぎゃーーっ!? やっぱりこうなったーー!!?」

てゐ「どーするんだよぉ……!? 私もアリスさんもコーナーキックで上がっちゃったから、
    後いるのは霞と、DF二人しか居ねぇよぉ……!?」

星「にとりさん……生きてて良かったです。グスッ」

ナズーリン「ご主人はもっと大事な事心配しような!? 宝塔ならともかく。
        どっかの風祝よろしく、常識まで落っとこすのだけはやめてくれよな!!?!!??」

パチュリーチームは当然の如く、ボールを前に蹴り出し速攻を開始。
先程猛威を振るった『パチュリー戦法』の下、面々は抽象的な指示を飛ばしながら、
高速で中盤を蹂躙していくのだった。そして――。


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0ch BBS 2007-01-24