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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[428]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/26(金) 22:24:40 ID:z97/xfTU
穣子「よ〜し。後半戦もガンガン守っちゃうよ!」

反町「(俺の役割はまた、中盤の露払いと静葉さんか穣子さんとの連携の土台だろうな。
    ――でも、チャンスさえあれば駆け上がって、ゴールを狙ってやるぞ!)」

慧音「(お燐が鈴仙のマークを外れた以上。私は逆に、もう少し前目に上がって積極的にボールカットに行くとするか。
    鈴仙には悪いが。お前のシュートチャンス……なかったことにしてやる!)」

パチュリー「……と。そんな訳で。布陣は前半と一緒にするわ。ただし、佳歩」

佳歩「は、はいっ!」

パチュリー「後半戦は、もっともっと攻めるわよ。……私も手伝うから、一緒にね」

……この試合はあくまでも、紅白戦である。そして、キャプテンの座だとか、そんなものを争う為の試合でもない。
しかし、それでもパチュリーは――仲間達は、手を抜くつもりは一切ない。

パチュリー「(どっちが勝とうと関係が無い勝負にしても。いや、そんな勝負だからこそ――本気で、勝たせて貰うわ。
        ……なんて。レミィでもあるまいし、大人気ないかもしれないけれど)」

知識と日陰の魔女はそう独り言ちる。そして……。


コーチ「ピッピーー! ほれっ、試合再開じゃぞ〜」

鈴仙「(後半が始まったわね……! 後半はパチュリーさんチームのキックオフで試合開始。
    あっちのチームには、強烈なミドルを持った選手は居ないから、キックオフシュートは無いにしても……。
    反町君の強力なパスだとか、佳歩やパチュリーさんの中央突破とか、お燐のサイドアタックだとか。
    攻撃手段は割と豊富なのよね。さて、敵はどう来るか……)」

佳歩「ここは……」


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0ch BBS 2007-01-24