※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[50]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/13(土) 01:59:46 ID:hwgZKHu+

エスパーニャ「おっ〜 おおっ〜 ヒューガ〜♪ってか。いい歌だよな」

上機嫌で、不愉快なまでに明るいマーチを口ずさむエスパーニャ。
彼は。いや、他の貴族階級の少年達は、自分達の暮らしを支える日向正義と信じて疑っていないのだ。

フラン「……」

――もっとも、正確にはもうひとり、星と同じくこの空気に嫌悪感を示す者もいた。
『姉に見限られた』とだけ話し、詳しくを語ろうとせずに心を閉ざす少女・フランドール。
もっとも、彼女はヒューガーに限らず、全ての者を拒絶しているという点で違いはあったが。

星「(フランドールさん。幻想郷に居た頃から姉上であるレミリアさんに軟禁され続けていましたが、
   全幻想郷選抜大会では仲の良さも見せていたと思ったのですが。一体何があったのでしょうか……)」

気弱な星は、フランの問題に深く立ち入る事も出来ないでいた。故に、同じヒューガーのふざけた歌を嫌う者同士でも、
打ち解けられない。ただ、歌っていない星は、彼女がこう呟いていた事には気付けた。

フラン「……みんな、ぶっ壊れちゃえば良いのに」

そして果たして、そんな彼女の言葉が通用したのか、それとも否か。


……ドゴオオオ……ンッ!


スタジアムに、爆音が響いた。フランドールの『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』の発露ではない。
だとしたら、もっと大規模な破壊がもたらされていた筈だからだ。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24