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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[606]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 00:53:03 ID:IDrw7bmI
反町「(これは……低いボールだ! 今なら行けるぞ、これが俺の――)」

グワァァァッ……!

にとり「――げげっ、人間!?」

にとりが弾いたボールには、低空シュートの姿勢から、変則的なオーバーヘッドキックに向かう反町が喰らい付いていた。
元々ダイレクトシュートを得意としていただけあって、彼のシュートフォームは美しく。
そこから繰り出される大技の威力が、パチュリーの『賢者の石』にも負けない程である事は、容易に想像できた。

にとり「(も、もうダメだぁ〜〜〜。機械はエネルギー切れ。体勢は最悪。もう、何にもできないよ……!?)」

つかさ「にとり……! ここは私が防いで見せる。だから、立ち上がって……!」

ナズーリン「――微力ながら、私にも手伝わせてくれ! ここで決められたら、全てが台無しだ……!」

にとり「お、お前達ぃ……!?」

にとりの前には鈴仙チームのDF2人――つかさとナズーリンがブロックに飛び出すも、形勢は依然として不利。
今にも死にそうに息を漏らすにとりは、バランスを崩しながらも、この二人の頑張りを前に――。

にとり「……これが、私の最後の力だ……」

グッ……!

コーチ「(自己判断でパンチングに出たか! ……まあ、これしか選択肢が無いようなモンじゃから、仕方ないか。
      しかしこいつも、さとりとは別の意味で極端なGKじゃのう。
      技が使える内は強いが、技に依存している故、体力が切れたら途端に使い物にならんくなる。
      ――ここも、DF2人が抜かれたら、実質終わりじゃろうな……)」


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0ch BBS 2007-01-24