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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
[619]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/02/04(日) 19:09:37 ID:IDrw7bmI
反町「し、しまったァ!(コースを狙いすぎて、蹴り損じた……!)」
また。今回のシュートについては焦った反町のミスキックであるという側面も働き、
結果としてつかさは、見事その手中にボールを射止める事に成功する。
鈴仙「(やっぱり、つかさのブロックはここぞという時に頼りになるわね……!
ルナティックスに居た時も、勇儀さんのシュートを止めたりとかしてたし。
しかも、これでまだまだブロック分野には伸びしろがありそうなのが怖い位だわ……)」
鈴仙は安堵しながらも、カウンターに備えて前線へと大きく駆け上がる。
この数秒間でも、持ち前の足の速さも相まって、星よりも随分前目に出て来れた。
鈴仙「(コーナーキックで皆が下がっちゃったから、速攻でクリアして貰うのは逆に、
敵にボールを奪われちゃう危険性があるかもしれないわね……。
良い手段としては、キープ力もパス力もあるてゐかアリスさんに渡す方法だろうけど、
てゐはちょっと距離が遠いし、アリスさんは判断力がちょっと不安かも。
――他は……試合も残りわずかだし、ナズーリンのオーバーラップに賭けるのもアリかしら。
成功したら、てゐやアリスさんだけに任せるよりも、安定して中盤を支配出来そうだし……)」
ペナルティエリア付近には鈴仙チームの他、反町や佳歩以外のパチュリーチームの中盤選手
――静葉やパチュリーが控えているが、パチュリーはやや息を切らしている。
ただちにプレーに支障が出る程では無いようだが、
ダイレクトシュートとポストプレイを立て続けに放った代償はそれなりに大きかったようだ。
そんな中、鈴仙が下した判断は――。
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0ch BBS 2007-01-24