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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[659]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/04(日) 22:34:56 ID:IDrw7bmI
★パチュリー→サイレントセレナ 62 ( ハート3 )( 6 + 4 )=72★
★にとり→のびーるアーム・改 64 ( スペード7 )( 5 + 5 )+(ガッツ200未満ペナ-2)=72★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして静葉がねじ込み

にとり「と、止まれ、とまれぇぇぇ……!」

にとりは全力を出し尽くし、そのまた更に限界を超えて、妖力を注ぎ続けた。
しかし、最新型よりセービング威力を抑えた代わりに、燃費に優れるのびーるアーム・改であっても、
その動きは鈍く。本来ならガッチリとキャッチする事が出来たパチュリーのシュートすらも……掴めない。

バチイッ……!

にとり「ごひゅっ……―――」

パチュリー「ゲホッ、ゴホッ……!(弾かれた……!? もはや立っているだけでも限界の筈なのに、
        なんという根性なの、アイツ……)」

佳歩「ま、まだボールは生きています……! このままねじ込めば……! ――静葉さんっ!」

パチュリーもこのシュートにより魔法力の限界が来たのか、喘息の発作をぶり返し、意思疎通もままならない状態であるが。
……しかし、流れは未だパチュリーチームにある。弾かれたボールはワンバウンドしてから、
前掛かりに詰め寄った静葉の足元に低い軌道を描き――。

静葉「(低い浮き球……トラップしてシュートに行くのが最善だけど、アリスさん相手に競り勝つ必要がある。
     だったら、このまま撃つ方に賭ける……!)」

グワァァァッ……バシュッ!

コーチ「(静葉のボレーシュートか……。う〜む。技も無ければキック力も無い。酷いシュートじゃ。
     ハッキリ言って、これを普通の試合でやられると、暴挙と断ずるを得ないんじゃが……)」


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0ch BBS 2007-01-24