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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[689]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/06(火) 00:02:52 ID:UKcyC34g
そんな所を微妙に不機嫌なてゐが割って入って軌道修正され。
一同はとにかく、残された逆転の芽を鈴仙と星の速攻中央突破に賭けることとなった。そして――。

コーチ「ピピーーーっとな。鈴仙チームのキックオフで試合再開じゃーい」

どんどんいい加減になって来るコーチの笛を聞いて、鈴仙と星は互いに目を配せあって――。

鈴仙「――星、行くわよ!」

バシュッ……!

星「ええ、鈴仙!」

バシュッ……!

佳歩「こ、これは……! 連続ワンツーですっ!」

パチュリー「ゴホッ、ゴホッ……そう言えば、そんな技もあったわね。元々八意永琳との連続ワンツーには慣れてた鈴仙と、
       命蓮寺のパス至上主義サッカーが染みついていた星だからこそ、即席で出来た連続ワンツー。
       いわゆる『ゴールデンコンビ』とまで言われる突破力は無いにせよ、かなり厄介ね……」

これまでのブランクなど全くないように、二人は流暢に、美しく激しい連続ワンツーを始める。
チームこそ違えど強い友情を築きあった鈴仙と星のコンビプレイは、パチュリーが舌を巻く通り、高い水準で纏まっており。
中央から何とか飛び出した佳歩と、疲労したパチュリーでは相手にならないとさえ思えた。しかし。


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0ch BBS 2007-01-24