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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
[85]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2018/01/14(日) 14:58:11 ID:???
エスパーニャ「おいトラマル、あまりに遅いから様子を見に来た……って、ええっ!?」
ドオオオオオオオンッ……!
――そんな折に駆けつけたエスパーニャは、思わず仰天し言葉を失ってしまった。
ただし。それは星がガルシアの攻撃に倒れたからでは無かった。
ブロロロロロ……
鼠耳の少女「……やれやれ。なんとか間に合ったみたいだね」
スタジアムの通路の壁を破壊し、巨大な怪物バイクが、彼の目の前に立ちふさがったからである。
バイクの乗り手はライダースーツを着込んだ妙齢の女性で、後ろに乗り合わせた鼠耳の少女はほっと溜息をついている。
妙齢の女性「寅丸よ。貴女の理想主義は誠に尊いものです。しかし貴女は、現実に対して臆病すぎる。
故に、貴方は理想と現実との間で揺れ動き――ついには、何も成す事が出来ない。
それは実に空虚であり、風旙之論(ふうはんのろん)であるッ!」
星「ナズーリン!? それに。そんな……!? 貴女は……………!!」
エスパダス「なんだァ……?」
運転手の女性は、エスパダス達すら思わず尻込みするまでの気迫で星を叱責し。しかしその瞬間。表情を和らげて、
妙齢の女性「……これまで一人で、よく頑張ったわね、星。
きっと私がメキシコに派遣されたのも、こうした因果を導く為だったのでしょう」
そう優しく、彼女を慰める。
星「――聖。幻想郷からかくも離れたこの地で、よもや貴女と再開できるとは……!!」
――聖白蓮は、薄く金色に輝く紫の長髪を掻き分けると。彼女に向かってもう一度微笑みかけた。
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0ch BBS 2007-01-24