※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】


[87]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/14(日) 16:26:02 ID:???

*****

〜アンダーメキシコシティ・スラム街〜

ナズーリン「鼠妖怪の本性か、清潔な街ってのが嫌いでね。私にはこっちの方が合ってるのさ。
       それに毎日毎日、ご主人の事を一々心配してやるのもバカバカしいし。
       こうして一人で暮らしている時の方が、却ってせいせいするよ」

白蓮「無縁塚に居を構えている貴女らしいわね。……ですが、嘘はいけませんよ。
    本当は、貴女は星の事を心配している。上層都市のチームメイトから虐めにあっていないか。
    忘れ物をしていないか。宝塔を落としていないか。……違いますか?」

ナズーリン「……ハハッ。やはり貴女には敵わないか」

ナズーリンは、星ともにとりとも離れ。プレート下のスラム街でも更に治安の悪い地区に住んでいた。
この地区には上層部に繋がる通路があり、当初彼女は星を探しに上層部へと向かおうとしたが。
最近彗星の如く現れ、地区の治安を向上させている女主人が居ると聞き、
その正体が主人である星が師と仰ぐ超人・聖白蓮であると知ったため。彼女は白蓮の補佐をする事を決意していた。

白蓮「……ですが、ちょっと意外でした。命蓮寺からも距離を置く貴女が、私の手伝いを優先してくれるなんて」

ナズーリン「あまりに見てられなかったからさ。それに、このあたりは本当に性質の悪い連中が多い。
       厳重な治安組織の居る上層都市住まいのご主人は勿論、
       にとりが居る地区はまだマシな連中が多いから、心配していないけれど。
       貴女はいつ、命を狙われてもおかしく無いのだから。
       ……もしも貴女に危害が加われば、それこそ、ご主人様は私を許してはくれまい」

白蓮「ありがとう。でもお蔭で、貴女の力には本当に助かっています」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24