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【SSです】幻想でない軽業師
[109]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/01/28(日) 22:18:57 ID:???
反町「(フランス国際Jrユース大会では……確かに、俺は得点王が取れた。
だけど……あの大会には、ブラジルをはじめとして、他の強豪国と呼ばれるチームも参加はしていなかった。
それに……俺は、森崎から一度もゴールを奪えていない……)」
祝勝会の際、輝夜に対して吐露した心情――森崎有三からゴールを奪えなかった事への、悔しさ。
頂点を掴んだ、掴んだが――それでも、まだ目指すべき場所がある。辿り着きたい境地がある。
反町「俺は……俺は、世界一のストライカーになりたい」
穣子「………………」
反町「誰にも文句を言わせないくらい、お前が一番だって言われるくらいの決定力を手に入れて。
……そして、どんなキーパーが相手でも負ける事が無い。
世界一のストライカーに、俺はなりたい」
この幻想郷へとやってきたのは、反町からしてみれば偶然であった。
チームを作ったのも、成行きだった。
劇的な成長を遂げたのは、ただ勝ちたいが故だった。
成長をして、強くなり――その上で、自分が何をしたいのか……何になりたいのか。
反町一樹はこの時、初めて考え、結論を出した。
先ほどまで迷っていた三択とは違い、スッパリと、綺麗に。
それを聞いて、穣子は少しだけ寂しそうに笑みを浮かべ……。
穣子「……なら、どうするのが近道か。 わかるんじゃない?」
反町「………………」
言われ、反町は考えた。
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0ch BBS 2007-01-24