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【SSです】幻想でない軽業師
[112]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/01/28(日) 22:22:36 ID:???
チームメンバーを集め、キャプテンに就任した時、反町はそう宣言した。
東邦学園とは違う、全日本とも違う、仲間との協調と和を大切にしたチームにしたいと。
……実際の所はともかくとして、少なくとも、反町はそうなるよう努めてきたつもりだったし、
これからもそうしていきたいと思っていた。
反町「その俺が、チームを抜けてどうするんだ? ……神奈子さんの話では、吸収合併でも構わないと言ってたけど」
穣子「それは無理ね。 ……私達が抜けるつもりがないから」
反町「……うん」
或いは、まだ、オータムスカイズが守矢に吸収されるという形でならそれもよかったかもしれない。
だが、それは穣子たちが否定をする。
『信仰』
穣子と静葉は、信仰を集める為にサッカーをしている。
無論、吸収合併された所で、彼女たちに出番が来て、相応に活躍をすれば……それなりに集まるかもしれない。
ただ、それはあくまでそれなりだ。
チームの顔は、やはり『守矢フルーツズ』と名乗る以上は、守矢に名を連ねる神々である。
穣子「それに信仰云々は抜きにしたって、私はこのチームに愛着あるしね。 さっきは半年も経ってないとは言ったけどさ」
反町「それを言うなら、俺だって……!!」
穣子「あんたは違うでしょ。 明確に、やりたい事が見つかったんだもん。
……惰性や責任感で、このチームに残り続けるなんて……そんなのあんたが許しても、私が許さない」
反町がなお縋ろうとしても、キッパリと穣子は言い切った。
穣子「あんたはあんたの夢を追いなさい。 ……ここまでずっと、チームの為に頑張ってきたんだもん。
あんたが多少の我儘を言った所で、バチは当たらないわよ」
反町「……いいのかな」
穣子「とーぜん! この私が『バチが当たらない』って言ってんのよ?」
反町「………………」
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0ch BBS 2007-01-24