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【SSです】幻想でない軽業師
[114]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/01/28(日) 22:25:36 ID:???
それから一言、二言、2人は会話を交わし……穣子は反町の部屋を出た。
穣子「ふぅ……」
部屋を出るなり溜息一つ――それでも、パンパン、と、顔を張ると自分の部屋に戻ろうとして……。
静葉「……一樹くんとは話が出来た?」
穣子「姉さん……」
廊下で、静葉と顔を合わせる。
ぎこちなく首を縦に振る穣子に対し、静葉は無言で自身の部屋を指さし穣子を招き入れ……。
穣子はそれに素直に従い、2人は静葉の部屋で対面をする。
静葉「…………それで?」
穣子「ん……やっぱ、姉さんの言う通り、八坂様に勧誘されたってさ」
静葉「そう……(やっぱり、そうなるわよね……)」
今日、反町が守矢神社へ挨拶に行くと言っていた際――否、もっと前。
即ち、あの祝勝会で度胆を抜かれる大告白があった際から、静葉はそうなる事を予感していた。
愛する者と戦うよりは、チームを共にして支えとなるという選択肢。
ついでに言えば守矢のFWはポストプレイヤーである諏訪子――純粋なストライカーである反町は、喉から手が出る程欲しい筈だ。
感情論で言っても、理屈で言っても、早苗と反町が互いに愛し合っており、
そしてその早苗があの2柱に信仰を捧げている以上は自然な流れである。
静葉「それで……一樹くんは?」
穣子「迷ったって。 愛着のあるオータムスカイズに残るか、それとも家族のいる外の世界に戻るか、それに守矢に移籍するか。
でも……聞いたの。 あいつ、世界一のストライカーになりたいって」
静葉「……うん」
穣子「だったらね……どこに行くのが1番いいか、わかるんじゃない?って……私言ったの」
静葉「…………そう(早苗を支える訳でもなし、ね)」
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0ch BBS 2007-01-24