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【SSです】幻想でない軽業師


[127]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/29(月) 22:00:50 ID:???
静葉「(大ちゃんは一樹くんを恐れている……正確には、一樹くんのシュートを……だけど、まあそれは些細な事。
    要は彼女は、一樹くんのシュートを受けたくない。 敵対したくない。 ただ従順にいるしかない、と考えている。
    ……一樹くんのシュートで吹き飛ばされる側を選ぶか、それとも味方として一樹くんがゴールを奪う場面を見るか。
    その二択を提示されれば、迷わず後者を選ぶのは自明の理ね……)」

大妖精自身は、幻想郷でもトップクラスのセービングを誇るGKである。
ただし、彼女はその実力に見合わない程にまで、気弱だった。臆病と言える。
そんな彼女がオータムスカイズに残るという選択肢を取る筈が無い。
ある意味ここまでは予定調和であると言え……。

大妖精「チ、チルノちゃんも一緒に行こう! ね!?」
チルノ「うぇ? あたい?」
静葉「(そう、そうなる……)」

問題はその後――即ち、大妖精がチルノを引き連れて守矢へ移籍しようとする事である。
チルノと大妖精の仲については、今更説明する必要も無いだろう。
勝気でおてんばで頭が弱くて、しかし誰よりもド根性があるチルノ。
そして、そんなチルノと何故か仲良く、誰よりも彼女を気にかけている大妖精。

大妖精の性格ならば自分だけがこのチームを離れるという事を良しとしなかっただろうし、
何よりもチルノの顔面が反町のシュートで粉々にされるなど許せる筈が無いだろう。
よって、大妖精が移籍をする際にチルノを誘うというのもまた、予想が出来た。

静葉「私としては……チルノには、残って貰った方がありがたいのだけど」
チルノ「ん?」
静葉「大ちゃんがいなくなれば……やはりゴールを守るのに不安は残るもの。
   シュートに対して無類の強さを発揮するチルノがいてくれれば、それでも安心は出来るわ」
チルノ「ん……んん?」
リリーW「チルノはゴール前にて最強って言ってるですよー」
チルノ「そう! やっぱりあたいってばさいきょーね!!」


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0ch BBS 2007-01-24