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【SSです】幻想でない軽業師


[149]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/01(木) 22:28:11 ID:???
にとりは思考する。オータムスカイズの中でも割と頭脳派に分類される頭を使って。

にとり「(守矢に移籍した場合――メリットはなんといっても反町が味方にいるって事だろ。
     反町が相手なら、DFとしてはこれ以上無い環境で練習出来るって事になる)」

奇しくもそれは反町が守矢に移籍を表明した一因である、練習環境。
幻想郷どころか世界レベルで見てもまず間違いないストライカーである反町。
彼を相手に練習ができ、尚且つ、設備の方も守矢の方が優れている。

にとり「(新しい環境に身を置くことになるし、妖精1が嫌ってるチルノも移籍するからそこはアレだけど……。
     まあ、メリットに比べれば些細な事だね。
     逆にオータムスカイズに残留すれば? ……多分、妖精トリオが残る事になるだろうなぁ)」

既に残留を表明しているサンタナに加え、妖精1も残るとなれば、まず間違いなくヒューイも残留するだろう。
劣等感を抱いているとはいえ、3人は親友である。
妖精1が彼女たちと共にサッカーを出来る環境は、やはり妖精1自身が望むだろう。

にとり「(とはいえ、それはメリットとするには本当に微々たるものだ。
     成長を考えれば、1番はやっぱり守矢に移籍する事になるんだろうけど……)」

そこまで考え、にとりはもう一度妖精1を見やる。

妖精1「………………」
にとり「(それは『ブロッカーとしての成長』を考えれば、だ。
     ……お前はそうじゃない、なぁ妖精1)」


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