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【SSです】幻想でない軽業師
[170]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/05(月) 22:22:40 ID:???
守備能力についてはなんども言っているように、あまりにもお粗末な橙。
しかしながらドリブル、パス、シュートと攻撃面に関してはかなり高いレベルで纏まっていた。
特にドリブルに関しては――流石に霊夢やパルスィといった超がつく程の一流には一歩及ばないかもしれないが、
それでも幻想郷上位には入れるだろうという自信もあったし、
サイドアタッカーとして重要な正確なパスも磨いてある。
橙「(シュートは……流石にリグルには負けちゃうけど)」
それは単純にリグルのライトニングリグルキックが規格外の高火力シュートなだけである。
純粋なキック力だけで見れば橙はリグルと伯仲していたし、
FWとして起用をするのならば最低限と言えるだけのシュート力は身に着けていた。
橙「(私が残れば、静葉さんだってやりやすくなる筈ですにゃ……)」
恐らく――反町が離脱をした後、キャプテンマークをつける事になるのは静葉になるだろう、と橙は考えていた。
実際、今までも副キャプテン的な役割に回る事が多く、
一同を引っ張るような力は無いまでも、纏め、一歩引いた所から見守る事の出来る人だと橙は信頼をしていた。
そんな静葉と、同じMFとして切磋琢磨をしてきた橙は、
パサーである彼女がパスを出す先の選択肢が増える事はきっと喜んでくれる筈だとも思う。
橙「(私も、このチームには最初から……本当に最初からいたんだ)」
橙がチームに加入をしたのは、反町達がチームを立ち上げたその翌日。
妖精トリオの後、静葉らの勧誘を受けて入った。言わば、初期メンバーの一員である。
橙「(妖精トリオも残るんだろうし……静葉さんや穣子さんも、このチームで頑張ろうって……。
反町さん達がいなくなっても、戦えるようにって思ってる筈ですにゃ)」
理性はそんな思いだけで反町達が抜ける穴を埋める事は出来ないだろうと感じていた。
だが、感情は違った。共に戦い、切磋琢磨してきたチームメイト――。
橙が幻想郷上位の力(なお守備は壊滅的)を手に入れる事が出来たチームの、崩壊の危機。
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0ch BBS 2007-01-24