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【SSです】幻想でない軽業師
[171]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/05(月) 22:23:46 ID:???
橙「(もっと強くなりたい、藍様の期待に応えたい……でも……でも! 強くなるのに、必ず離れる必要がある訳じゃない。
私がここで、もっと強くなれれば……何も問題ないんだから!)
あのっ! わ、私も……私も、チームに残りますにゃ!」
静葉「! そう……ええ、ありがとう。 歓迎するわ」
橙「(藍様も紫様も、きっと許してくれる……今更、みんなを裏切れない)」
熟考の末に橙が下した結論は残留であった。
情に絆された、と言ってもいい。
冷静に考えれば、そもそも八雲一家である橙がここまでオータムスカイズに肩入れする必要は無い。
主命があったのだから、そちらを取る方が余程自然と言えた。
式神――主人の言葉には忠実である存在である事を考えれば、尚更である。
ただ、それでも橙は選んだ。
確固たる意志で、泥船に乗る事を望んだ。
橙「(反町さん達がいなくなっても、また強くなっていけばいいんだ)」
弱者が決して強者になれないという訳ではない。
それは主人が在籍をするチームの橋姫が、見事に体現している。
橙「(パルパルズはオータムスカイズの打倒が目標って言ってた……私達は、そうやって強くなってきたパルパルズを目指して、
これから頑張るんだ)」
同じドリブル巧者として、(性格までは勘弁だが)橋姫の飽くなき向上心を目指しつつ橙はそう誓った。
橙「(その為にも、明日からドリブル練習だにゃ!)」
因みに、守備を鍛えるつもりは全くなかった。
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0ch BBS 2007-01-24