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【SSです】幻想でない軽業師
[177]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/05(月) 22:33:02 ID:???
静葉「(弱いチーム……ね)」
そして、率いる者は――残酷にも告げられた言葉を受け止めていた。
事実、現状のこのチームは弱いだろう。チームとしての格どころの話ではなく、純粋な力として。
幻想郷トップクラスチームである紅魔スカーレットムーンズや、博霊神社連合は当然として、
そこから格が落ちるであろう、永遠亭ルナティックス、地霊アンダーグラウンド、ネオ妬ましパルパルズにも……。
かつては勝利を収めたそれらチームにも、今ならば負けてしまうかもしれない。
いや、高い確率で負けるだろう。それ程までに戦力の流出が痛い。
静葉「(でも、やるしかない……やるしかないのよ)」
信仰を集める為に闘う。チームに愛着があるから闘う。倒したい相手がいるから闘う。
己の存在を証明する為に闘う。ただなんとなく闘う者もいる。
それぞれ思いも、その深さも千差万別なのは相変わらずだ。
ただ、これからはそんな一同を――自分がまとめなければならない。
静葉「(私の為にも、穣子の為にも――そして、このオータムスカイズの為にも)」
静葉はこの場にいる10名をぐるりと見回してから……大きく手を叩いて、注目を集める。
一体何事かと一同が勘ぐる中、静葉は些か緊張しながらも……それでも、一同の視線を受けながらその口を開いた。
静葉「みんな、よく聞いて。 それじゃあこれから――明日の予定について、決めるわ!」
何度となく繰り返されてきた、明日の予定を決める夜の恒例行事。
彼女の手には、既に一同から提出をされていた一週間の予定表が記されてある。
後はこれをもとに、練習と自由行動を計画的に織り交ぜていくだけ。
静葉「まずは午前だけど……」
オータムスカイズ新キャプテン――キャプテン静葉の初仕事であった。
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0ch BBS 2007-01-24