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【SSです】幻想でない軽業師


[179]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/05(月) 22:36:53 ID:???
そもそも永遠亭所属の彼女たちは、あまりオータムスカイズ所属というイメージが無い。
その上に在籍期間も短かった為、幸か不幸か話し合いの場にいなくても誰も気づかなかった。
……或いは、気づいていても無視した者もいたかもしれない。
いたらいたで戦力低下している中でありがたい話だが、さりとて無理に引き留める程の実力者ではないのだから仕方ない事だった。

そして、彼女たちは反町の移籍を耳にする前から永遠亭に帰ってくるようにと師匠である永琳と主人の輝夜に告げられていた。
このどさくさに紛れてそのまま帰っちまおう、という魂胆である。

うどんげ「でも師匠もなんでこんな急に戻って来いって言ったんだろ。
     私、結構オータムスカイズの事気に入ってたなんだけどなぁ……何も言わなくてもご飯が出てくるし」
てゐ「知らんウサ。 ま、重要な事なんじゃないの?」

割と未練がましいうどんげに対して、てゐの方はさっぱりしている。
ちらちらと来た方角を見ているうどんげは、誰も聞いてはいないのに口を開く。

うどんげ「あそこにいたら私もストライカーとして才能が開花……してたような!」
てゐ「(またうどんちゃんの妄想がはじまったウサ……)」
うどんげ「妖精たちの合体シュートあったでしょ! ああいう感じで、私もてゐと合体シュートしたり!
     真実の友情に目覚めたり!!」
てゐ「はいはい、また聞いてあげるからとっととかえろ。 ね?」
うどんげ「あわわ、待ってよー」

呆れを通り越して悲しさすら覚えてきたてゐは、強引に話を打ち切って駆け出した。
慌てて、うどんげもその後を追う。

文字通り、脱兎の如く秋空から脱出する2名であった。
なお、あまり戦力に影響はないもよう。


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0ch BBS 2007-01-24