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【SSです】幻想でない軽業師
[203]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/10(土) 00:27:08 ID:???
魅魔「……あいつはまだあの調子かい」
大会後、魅魔が一旦命蓮寺のメンバーから離れ魔界へと向かった際、彼女の気がかりとなったのが佐野の事である。
試合中、点差が決定的となった時から糸が切れた人形のように脱力し、試合が終わってからも立ち直る素振りすら見せなかった。
果たしてそんな彼を置いていって大丈夫か――と、後ろ髪を引かれながらも、
しかし、今後を考えて神綺たちと共に魔界へと戻った。
その期間中に、佐野ならば地力で立ち上がってくれるだろうと考えてはいたのだが……。
生憎と、魅魔の期待通りにはならなかったのは、一目見ればわかってしまう。
魔理沙「……魅魔様」
魅魔「ん……」
それは魔理沙から見ても明らかなものだったのだろう。
殆ど言葉を交わした事が無いと言えど、魔理沙にとって佐野は弟弟子である。
今、佐野に何が必要なのか――姉弟子である彼女は誰よりも理解しており、視線で魅魔に訴えかけた。
それに魅魔はただ頷くだけで了承し、ふよふよと佐野の傍まで移動をする。
魅魔「どうした、しょぼくれて」
佐野「…………なんだ、師匠か」
魅魔「なんだとはなんだ、久しぶりに会った師匠に対して」
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0ch BBS 2007-01-24