※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【SSです】幻想でない軽業師


[209]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/10(土) 00:37:12 ID:???
佐野「こんなの絶対おかしいよ……」
小町「あー……あー……えーっと、あれか。 つまり……」
星「……反町くんに、伴侶が出来たとあって落ち込んでいた、という事でしょうか?」
椛「いや、別に伴侶って訳じゃ……いや、もうどうでもいいッス……」

えぐえぐと、涙すら流し始めながら慟哭する佐野だったが――。
ここにきて、ようやく一同は気づいた。
佐野がここまで落ち込んでいたのは、とどのつまり、反町に彼女が出来たのに自分にはいないから――という事に。

……無論、彼自身も試合に負けた事で、反町に完膚無きまでにボコボコにされた事で大いに凹んでいた。
凹んでいたが――割とすぐに立ち直ってもいた。
ただ、幻想郷へと戻ってくるなり、風の噂で聞いた反町に彼女が出来たという話。
これは大いに彼を混乱させ、迷走させ、そして奈落へと突き落とした。

佐野満、中学2年生、思春期。
割と彼女が欲しいお年頃である。

佐野「俺と反町さんの何が違うってんだよ……反町さんだってそんなにイケメンじゃないじゃん、整ってる方とは思うけど、
   点数にしたら6点くらいだと思うぞ、ホント。
   やっぱサッカーで活躍したから? したからなの?」

割とサッカーで活躍したからというのは正解ではあるが、佐野は答えを求めている訳ではないし、
何より誰も答えを知らない――というか知っていても言いたくない。

ムラサ「……そういえば、こういう子だったね佐野くんは」
ぬえ「(……心配したのがバカみたいだぬぇ)」
ナズーリン「佐野くん……」
佐野「うぅっ……な、ナズー……」

ナズーリン「君は……実にバカだなあ」


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24