※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【SSです】幻想でない軽業師
[211]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/10(土) 00:39:36 ID:???
魅魔「オホン……さて、まあそれはともかくとしてだ。 佐野、ちょいと話がある」
佐野「ん? なんだよ師匠?」
とにもかくにも、これでは話が進まない――と、魅魔はコホンと咳払いをしてから佐野に告げた。
うかうかしていると本格的に佐野が彼女を作りたい会議を始めかねない。
魅魔「その前にだ……割と心配だから一つ聞いとくよ。 ……お前さん、まだ反町くんと戦う意思はあるかい?」
佐野「ったりめーだろ! あんな可愛い彼女いる人にサッカーでまで負けてたまるか!!
大体二回負けたくらいで諦めてられっか!!
守矢だかヤモリだか知らんけど、今度の大会ではケチョンケチョンに仕返してやる!」
いずれにせよ、佐野の折れた心は既に修復をされていた。
完膚無きまでに負けた悔しさと屈辱は、こんな態度ではあるが佐野の心中にしっかりと刻まれている。
それでもなおバカバカしい事に意欲を傾けられる程には立ち直り、
そして必ずやリベンジを果たしたいという意思もある。
魅魔の言葉に鼻息荒くそう宣言する佐野に、魅魔は満足そうに頷く。
魅魔「ならいい、牙はまだ抜けてないようだ。 ……と、それはいい。
そこで1つ提案があるんだがね。 ……佐野、お前さん外界へ戻ってみないかい?」
佐野「ん?」
白蓮「あら……?」
魅魔「おや?」
そして魅魔が佐野に告げたのは――外界へと戻らないか、という誘いであった。
突然の言葉に困惑をする……訳ではない。
一同はつい今しがた、まったく同じような話を白蓮から聞いていたのだから。
即ち――。
佐野「それってサッカー留学の事か? さっき白蓮さん達が話してた」
外界へのサッカー留学。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24