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【SSです】幻想でない軽業師
[218]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/10(土) 00:52:28 ID:???
何よりも、この時ばかりは一輪の白蓮の役に立ちたいという思い。
そして――GKとして更に強くなりたいという気概が堅固であった。
思い返せばあの練習試合――一輪はゴールを守りながら、しかし、やはりボッコボコにやられた。
反町、魔理沙、リグルにそれはもう完膚無きまでフルボッコであった。
佐野は試合に大敗した事に気落ちをしていたようだが、GKである一輪の衝撃といえばその比ではない。
ただ、それでも彼女の精神力は折れる事は無かった。
偏にこれ以上白蓮へ汚名を着せられないという一点からの想いである。
一輪「金輪際姐さんに、そしてこの命蓮寺の名に泥を塗らぬ為にも!
この一輪、修行をして更に大きくなって帰ってきますとも!」
ムラサ「お、おぉ……(あ、これ一輪のヤバイスイッチ入ってるかもしれない)」
この寺で一番一輪と仲の良いムラサは、いつも以上にテンションの高い一輪を見て聡く気づいた。
真面目で要領がよくて機転がいい。しかしながら一輪の短所として――。
一輪「さぁ、行きましょう佐野くん! うんざーんっ!!」
雲山「………………」ニュニュニュッ
佐野「うおっ!?」
一輪「この世はでっかい宝島! 今こそアドベンチャーの時よ!! では、行ってまいります!!」
ビューンッ!!!
人の話を聞かず、これと決めた事に猪突猛進気味に突き進んでしまうというものがあった。
とどのつまり、暴走である。
彼女は佐野の手をひっつかむと、相棒である雲山を呼び出してそのまま一気に空へと向かう。
別に心が清い人でないと乗れない訳ではない雲山には、佐野もしっかりしがみ付いていた。
ムラサ「あ……あーあぁ」
ぬえ「……行っちゃったぬぇ」
……… ………
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0ch BBS 2007-01-24