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【SSです】幻想でない軽業師
[237]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/15(木) 00:48:59 ID:???
美鈴「え? 小悪魔さんも残るんですか?」
そして、パチュリーが残るのならば当然その使い魔である小悪魔も残る。
フランは駄目、パチュリーと小悪魔も駄目となれば――いくら大所帯と言える紅魔館でも、そう多くの選択肢は残されていない。
つまり、いてもいなくてもそこまで差支えが無い適当な人材――。
美鈴「あ、あれ? もしかして――」
自分が選ばれるのだろうか?と、美鈴は期待と不安を綯交ぜにした表情でレミリアを見つめ……。
レミリア「……留学に行ってもらうのは決めてるよ。 勿論……」
美鈴「………………」
レミリア「咲夜だ」
美鈴「はいっ! が、がんば――あれぇ!?」
予想だにしないレミリアの言葉に、思わず素っ頓狂な声を上げてしまうのだった。
否――驚いていたのは、何も美鈴だけではない。
フランドールは目を丸くし、小悪魔は口を大きく開け……。
咲夜「私が……ですか?」
ここまでレミリアの背後にぴたりとつき、彼女の世話をしていた――今、名指しで呼ばれた当の本人。
自分が呼ばれる事はまずないだろうと考え、ここまで会議に参加をしていなかった十六夜咲夜ですら、
その胸に手を当てながら思わず聞き返していた。
主君の言葉に疑問を呈する――普段の咲夜からは、考えられない行動である。
レミリア「二度は言わないよ。 行ってもらうのは咲夜、お前だ」
咲夜「は……ですが」
パチュリー「理由くらいは説明してあげなさい、レミィ。 疑問に思うのはもっともでしょう」
そんな咲夜たちに、レミリアはキッパリともう一度宣言をし――。
しかし、説明不十分だろうとパチュリーからの言葉を受け、面倒くさげに口を開く。
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0ch BBS 2007-01-24