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【SSです】幻想でない軽業師


[252]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/16(金) 23:23:18 ID:???
シェスター「サムラーイ! どうしたんだい、ボーッとして」
妖夢「あ、シェスター。 ……練習はもういいの?」
シェスター「うん、ちょっと休憩だよ。 ヨームはしなくていいのか?」
妖夢「うん……まぁ、色々集中できなくて」

こうして妖夢が悶々と1人悩んでいた所、声をかけてきたのはフランツ=シェスター。
かつてアリスが呼び出した、外界からの助っ人選手であった。
ニンジャフリークが高じて日本の文化(多分に間違った知識もある)を好む彼は、
先日のJrユース大会後、戻っていた西ドイツを離れ再び幻想郷のネオ妬ましパルパルズへと復帰をしていた。

西ドイツの元いた所属チーム――ブレーメンへとそのまま戻る選択肢もあったが、
彼の燃えに燃える日本愛が優ったという事だろう。
或いはカルツ……もとい、西尾?や反町も残るのならば、と気持ちの上で楽になった面もあるだろう。
無論、ネオ妬ましパルパルズへの愛着もまたあったのは言うまでも無い。

そんなシェスターは、幻想郷へと戻ってきて――しかし、観光に勤しむ訳でもなく、
パルスィ達と共に練習に明け暮れていた。
普段から彼が練習をしないという訳ではないが、その熱心さは以前にも増しているように妖夢には見えた。
あまりの練習に対する熱意に、松岡監督からも太鼓判を押される程である。

今もまた、朝早くからネオ妬ましパルパルズが本拠としている練習グラウンドで、
松岡監督に付き合ってもらいながら汗を流していたシェスター。
今日の練習は昼からの予定であるにも関わらず、だ。

妖夢「本当にここの所熱心ね。 帰ってきてから……ほぼ毎日じゃない?」
シェスター「そうかな? ……うん、そうかもしれない」

タオルで汗を拭いながら、シェスターは肩を竦める。
でも、まだまだ満足はしていないとばかりに。


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0ch BBS 2007-01-24