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【SSです】幻想でない軽業師


[254]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/16(金) 23:26:48 ID:???
この時、思わず妖夢は感心をした。
元々呑気なように見え、実際妖夢や藍を見かけてはサムライだのキュービだのと声を大にして叫ぶシェスター。
どこかおちゃらけているように見えて、その実かなり熱いハートの持ち主だという事に。
いや、思い返してみれば――パルスィの異常なまでの嫉妬心に感応しチームの為にとパルパルズに貢献してきた男である。
普段が普段でも、根っこの部分を見ればサッカーに対する情熱はかなりのものなのだろう。

妖夢「(単純にこの幻想郷が日本の原風景を残しているからという理由で残った訳じゃなかったんだ……)」

それも理由ではあったのだろうが、幻想郷の選手たちにリベンジをしたいという気持ちも嘘ではないのだろう。
シェスターに対して内心謝罪しながら、妖夢はそして、1つ溜息を吐く。

妖夢「(次って言われて気づいたけど……そうか、また皆と戦うんだ)」

幽々子からの留学の件が頭にあった為に忘れていたが、時が来ればまた幻想郷サッカー界も動き出す。
しばらくすればどこかの勢力からまた、大会の知らせが入るだろう。
再び全幻想郷Jrユースとして戦うのではなく、各々のチームに戻っての戦い。
今この時、練習をしているのも――その戦いで勝利を収める為なのだ。
しかし、である。

妖夢「(今の私で……他のチームのGKから点を奪えるだろうか)」


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