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【SSです】幻想でない軽業師


[299]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/24(土) 00:17:23 ID:???
さとり「……そういえばこいしはどうしたのかしら?」

そう、つい先ほどまで考えていた――最愛の妹、こいしの姿が見えない。
いや、見えないのはいつもの事だ。何せ無意識を操る彼女――完全な視覚外から出てきて驚かせるのは日常茶飯事。
ただ、この場――大事な話があるからと言い聞かせていたにも関わらず、姿を見せないというのは変である。
あの大会から帰ってきてからも、今まで以上に姉妹仲が深まっていた古明地姉妹。
基本的に気まぐれであるこいしも、さとりの言う事ならばある程度は聞くようにまで関係は改善されていたのだから。

お燐「ありゃ? そういえばおかしいですね……おくう、なんか知らない?」
おくう「わかんない。 さとり様はわかりますか?」
お燐「……今誰がこいし様の事を話題に出したかね」

ペット達もこいしがいない事を不思議に思い、首を捻る中――。

ガチャッ

こいし「やっほー!」
おくう「あっ、こいし様!」

当の本人――こいしが扉を開き、さとりたちが話し合っていた広間へと姿を現した。
またそこらへんをほっつき歩いていたのかと内心不安だったさとりは、
彼女が姿を見せてくれた事に安堵しながらも注意をする。

さとり「言ったでしょうこいし、大事な話があるから広間に集まっていなさいって。
    おくうでもちゃんと覚えてやってきたのに……」
お燐「(……まあそのおくうは案の定忘れてたからあたいが引っ張って来たんだけどね)」
さとり「…………ともかく、座りなさいこいし。 もう一度話を……」
こいし「いーよいーよ、もう聞いたもん。 サッカー留学でしょ?」
さとり「…………? こいし、あなた……」


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