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【SSです】幻想でない軽業師
[304]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/24(土) 00:23:42 ID:???
「俺が本気出したら2人分の穴埋めくらい軽い軽い、マジで」「空姉さん達とも協力してやってきますから安心してください!」
「くっそー、俺もキャスト・オフ(羽化)出来たらなぁ……」
アリジゴク型のペット、セミ(幼虫)型のペット、更には何故か剥かれて調理される寸前のエビ型のペットまで。
他にも多くのペット達が口々にさとりの留学を願い大挙して部屋へと押し入っていた。
これにはさしものさとりも驚いたものの――一番の驚きは、彼らの言っている言葉が心の底からのものであるという事。
誰もがさとりの事を想い、さとりの願いを叶えたいと想い、助けになろうとしてくれている。
さとり「みんな……」
お燐「で、でも……みんなは元々うちのペットじゃないか。 仕事の戦力としてはいて当然で……」
こいし「皆には今以上にもっと頑張ってもらう。 その分お給料もたんと弾んであげる。
それにね、はい」
言いながらこいしが机に置いたのは、紙の束――。
一体何かと思って見てみれば……それが多数の履歴書である事がわかる。
こいし「ウサコッツたちに求人看板を持たせて立たせたら、これだけすぐに集まってね〜。
穴埋めするには十分だと思うんだ」
さとり「こいし……」
こいし「お金はすっごくかかっちゃうけどね」
そこだけはごめんね、と笑いながら言うこいし。
実際、今いるペット達の労働時間を増やし給料を上げ――更には新たに人材を募集するとなればコストがかかる。
かかるが――しかし、それだけやればさとりの穴は埋まる。
非効率的ではあるだろうが、こいしの案ならばさとりが後願の憂い無く留学に行けるだろう。
さとり「………………」
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0ch BBS 2007-01-24