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【SSです】幻想でない軽業師
[306]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To
:2018/02/24(土) 00:28:43 ID:???
さとり「(あのこいしが……まさか、こんな風になるなんて)」
他者とかかわる事を恐れ、瞳を閉じた妹。
ペット達と関わる事はあれど、しかし、やはり彼女は気まぐれで深く繋いだ絆というものは無かった。
それがどうだろう。
今の彼女は、多くの者たちから囲まれ、笑顔で話し合っている。
無論、そこにはさとりに対する想いがあってこそ――全てはさとりを想っての行動。
だが、着実に古明地こいしという少女は人との関わり、他者との関わりに積極的になっている。
さとり「(それに、みんな私を想って……)」
思えば自分は恵まれている。
忌み嫌われた妖怪でありながら、これだけ多くのペット達に愛されている。
いくら給金が上がるとはいえ、労働は厳しくなり環境も変わる――にも関わらず、大勢のペット達はさとりの留学を応援している。
否、それはペットだけではない。
考えてみればフランスでも――1つのものを目指して、必死に、懸命に努力をする仲間たちと出会う事が出来た。
コーチという仕事を半ば放棄しても、自分を信頼してくれる仲間たちとサッカーが出来た。
同志と共に、必ずやリベンジをするという誓いを胸に戦う事が出来た。
さとり「(……ありがとうみんな。 私は本当に、幸せ者です)」
地底の奥深く、忌み嫌われた――幻想郷一の幸せ者。
古明地さとりは、そっと目尻を拭いながら一呼吸置くと口を開く。
さとり「……わかったわ。 みんな、後の事はお願い」
お燐「! は、はい!!」
こいし「お姉ちゃんが1番凄いキーパーなんだって証明する為にも、むっちゃくちゃ強くなってきてよね!」
さとり「勿論」
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0ch BBS 2007-01-24